飛騨木工連合会との共同開発

飛騨木工連合会との共同開発

開発の背景

近年、人々の趣向性、多様性により技術だけでなくデザイン性が求められる中、飛騨の家具メーカーは斬新なデザイン性を追求する事で現場の加工は複雑化するようになってきました。そして、その工程の多さがコストに反映するという問題点が発生し、また、品質にも影響するようになってきました。

デザイン性とコストを天秤にかけた時、生産工程を抜本的に見直しデザイン性を損なうことなく生産性を上げる為には、従来の木工機械には無い新たな発想で複雑な3次元加工を短時間で加工し、試作から量産できる機械の開発が飛騨の家具メーカーの悲願となっていました。

共同での開発

加工が複雑化する課題を解決する為に、飛騨木工連合会所属の家具メーカー様の生産技術メンバー(現場での知見)、岐阜県生活技術研究所様(研究機関での専門性)、機械メーカーである弊社(機械設計・製作のプロとしての知見)、で組織する「自主改善研究会」を発足させました。

研究会発足後、試作1号機から2号機を製作し、試行錯誤を繰り返しながら7年かけてようやく完成に至ったのが「3Dスキャニング・コッピングマシン」です。

共同開発

今後の取り組み

この「3Dスキャニング・コッピングマシン」の開発によって、飛騨の家具の付加価値向上に貢献し、他の家具の産地や海外メーカーとの競争力を上げる事につながり、飛騨地域の産業の活性化に大きく貢献できると考えています。

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